2021年1月26日(火)夜9時放送『マンドリンといえば・・・motoko♪』
もっと若い人にマンドリンに興味を持ってほしい!繋げたい!との思いで始まったこの番組。今回はあらためてマンドリンについてご紹介します。
皆さんはマンドリンという楽器をご存じでしょうか?17世期初期にイタリアで製造されたといわれ、ヴァイオリンとほぼ同様の歴史と伝統を持っています。なんと日本に伝来され100年以上の歴史があるんです。
今や発祥地のイタリアを超え日本でのマンドリン愛好家は多いと言われています。
地域差はありますが、主に学校の部活、サークル、社会人団体などマンドリンを演奏する団体は国内にたくさんあるんです。
沖縄県内においては、高校、大学のマンドリンクラブがないので、あまり知られていないようです。それでも県内には社会人マンドリンクラブで毎年定期演奏会を30年、40年と開催され歴史のある結成43年を超えた沖縄マンドリンアンサンブルさんや高齢者も多いマンドリン響さん、そして名護マンドリンアンサンブルさんなど他に個人で活躍されている方々もおられます。
とはいえ、県内にはマンドリンを知らない方や珍しい楽器だと思っている方がまだまだ多いように思います。
本日は原点に戻りマンドリンの紹介です。マンドリンには2種類あります。
「クラッシックマンドリン」と「フラットマンドリン」です。
国内の多くのマンドリンアンサンブル・オーケストラで演奏されるのはクラッシックマンドリンです。形は正面がしずく型で裏が丸く膨らんでおり、よくイチジクを、縦半分に割った形と例えられます。見た目、ヤシの実を縦半分に切った感じにも似ています。
マンドリンにも様々な大きさの楽器があります。音が低くなるほど楽器が大きくなります。マンドリン、マンドラ、マンドセロ、ちょうどオーケストラのヴァイオリン、ビオラ、チェロのような感じです。
今回お届けするのはナポリマンドリンオーケストラアルバムよりこれぞナポリという代表曲、3曲です。
フニクリ・フニクラ
オーソレミオ
帰れソレントへ
また、日本でマンドリンと言えば明治大学マンドリンクラブが有名です。あの、古賀メロディでお馴染みの古賀政雄先生がいらした大学です。略して「明大マンクラ
」なんと、創部98年を迎えられるそうです。
セーラ・マンドリーノアルバムよりお届けするのは
アンチェインドメロディ
シャル・ウィーダンス
広い河の岸辺
テネシーワルツ
花は咲く
愛の挨拶
タイスの瞑想曲
最後に、ミオ・マンドリーノアルバムより
奇想曲、酒は涙か溜息か
トークのBGMは
ビバルディのマンドリン協奏曲ハ長調 第1、第3楽章でした。